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アトリエハウス奈良

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少し不思議なお話パート2
今回はお客様よりの体験談です。
     少し怖くて悲しいお話・・・

 以前住んでいた家での事です。
 そこは古い借家。
   隣はお寺の境内地。

 うっそうと茂った雑木林が
   何か暗く、
 物悲しい感じのするところでした。

 この家へ夫婦で引っ越してから
   数日たった蒸し暑い夜更けのこと。

  主人が寝ようとします。
   虫の声がリーリーと聞こえています。

  しばらくすると虫の声の中に
   ひそひそと話し声が漏れ聞こえてきます。

  小さな声です。
   耳を凝らすと・・女の子の声です。

   それも少しずつ人数が増えていきます。


近所に大学もあり
  女子学生が道端で話でもしてるかと
   その日はそのまま寝てしまいます。

 しばらくしてまた蒸し暑い夜のこと
  女の子たちの声が聞こえてきます。
   気になるかならないかの小さな声です。

  あくる日、奥さんに尋ねます。
   夜になると女の子の話声、聞こえてこない?

   何も聞こえてきませんよ・・ と答えます。


しばらくして奥様、
   近所の人からある事を聞きます。

  昔、近くに遊郭がありました。
   そこの遊女が亡くなると遺体は布にくるまれ
    隣の境内に置き去りにされました。

   そしてそのまま無縁仏として
     供養されていました。
   その子たちが夜になると
     皆で世間話をする・・・・・・・・・・

キャーッ!

  これは奈良県下の とあるお寺のお話です。
 ご主人にしか聞こえなかったというのも
 何かわけがあるのでしょうか?

  枝葉のこすれる音が
   声に聞こえたのでしょうか・・・・・
 信じる信じないはあなた次第ですー。

  なんちゃって、パート1と
   同じ終わり方になっちゃいました。
  パート3でまたお会いしましょう。
          1級建築士 森本潔

地震のお話
地震のお話しです。・・・・・・(森本の独り言)
地震には、①海洋プレートの沈み込みが直接の原因で起こる地震と
②海洋プレートの沈み込みが原因で出来た大陸プレートの断層の動きで起きる地震があります。(豆腐を折り曲げた時にできるひび割れみたいな感じです。)はこれから起きるであろう東海・東南海地震・南海地震、は兵庫県南部地震、福井地震等です。
奈良県にも奈良盆地東縁断層帯が若草山の麓あたりを南北に存在します。ここ30年以内にこの活断層が原因でマグニチュード7.4程度の地震の起こる確率は0~5%、低いように思うのですが国内の主な活断層の中では高いグループとなります。また、東海・東南海地震・南海地震が起きた場合、奈良主要部に震度5強の揺れが起きるといわれています。
さてそこで・・・・
地震時の家屋(木造軸組み構造)の倒壊には色々な原因が有るのですが、
①古い家・・・そのままズバリですが 主に昭和56年5月以前に建築されたものは旧耐震基準で  基礎と土台、柱と土台等の緊結が悪く又、筋交い・火打ち材も入っていないものが多数です。 神戸震災の時、土台から柱の引き抜き作用一瞬に倒壊し、亡くなられた方の90%位がこれが原因の圧死によるとされています。
②壁(基本は筋交いや合板等で補強された耐震壁)の配置が悪い。・・・広縁によくある壁の無い柱だけで支えられているような大きな開口部や 続き間にある大きな間仕切りふすま等が存在する。壁のある部分と無い部分が偏っていると偏心率(建物の重心が剛心から離れている事の度合い)が大きくなり揺れやすくなったり、弱い部分が倒壊しやすくなります。
③老朽化によるもの。その他、・・・経年変化・雨漏りによる構造物の劣化、シロアリ被害、不同沈下等いろいろあります。
  ①と②と③の状態の建物に非常に重い瓦(床土使用)が葺かれて
いる。・・・       耐力の無い構造物の上におもーいおもしが載っているような感じです。
①~④の原因などが単独もしくは重なり合って倒壊に至ります。
必ず起きると言われても、いつ起きるか?ましてや自分が生きている間に起きるだろうか?なーんて考えてしまいます。耐震改修には建て替えるほど費用がかかったり、そこまでしなくても結構な費用がかかるのも事実です。

そこで・・・
出来る予算内で前記の倒壊原因の項目を一つでも解消すれば家屋の地震に対する評点、すなわち強さが増していきます。たとえ傾いたり崩れても下敷きにならず生き残るだけの空間が残される可能性が増えていきます。※逆に考えれば生き残るだけの空間を確保する為に外部に面した部屋一室を鉄骨で補強し安全な空間を確保するのも良いかもしれません。
巨大地震が来た場合、家は傾いても生き残るだけの空間が残され火災から自力で脱出出来るようにすることが大事なのです。
改修が出来なくても、家具の転倒や食器の飛び出し防止、玄関の下駄箱転倒防止、避難経路の確保、食料品や生活必需品の備蓄等 日ごろからの準備が大事なことだと思います。大きな改修が出来なくても日ごろの心構えで、自分自身や大切な家族の安全性が高まるのです。
ちょっとまじめなお話でした
一級建築士森本

少し不思議なお話パート1

今回は少し変わったお話です。
 不思議なお話を自分なりに解釈してみました。

古い家に入り、なぜかめまいを起こしたこと有りませんか・・・・

いきなり風も無いのにバタンッ❢ドアが勝手にしまったことありませんか・・・

霊感の強い人にこの家は何かある・・・何かいる・・・

な~んて言われたことやそんな話聞いたことありませんか。

なーんか 怖そうな感じですけど・・・・

このように感じるのは家の傾きや床のむくり、反り(そり)が原因でおきる事が多いんです。

 

垂直であるべき柱や 水平であるべき床が微妙に傾いていると視覚と平衡感覚をつかさどっている耳の奥の三半規管とのバランスに異常をきたします。

それでめまいを起こしたり気分が悪くなったりします。おまけに開けたたはずのドアが 勝手に閉まるようなことが有れば何か霊的な者の仕業になっちゃいます。


家にもよりますが、年が経つと部材の狂いや不動沈下による微妙な傾きが起こります。もし家に入って変な感じがしたら御相談下さいね。補修により改善出来る事もありますので。
       不動産売買・賃貸・新築・リフォーム 何でもお気軽にご相談くださいね。    森本
ただ・・・・・・
                          こんなお話も有ります。
これは知人の 最近の体験談です・・・・・
山口県へ数人で出張に行った時の事です。
 
その日は商談もうまく進み  とある古びたホテルに泊まる事に。
仕事の疲れと お酒がすすんだ事もあって 
慣れないベットにもかかわらず またたく間に深い眠りに・・・・・

ところがあたりも静まり返った頃   なぜか人の気配で目をさまします。
同室のもうひとりかなあと まぶたをそうっとあけると・・・・・・・
暗闇のなか
ぼーっと白いものが浮かんでいます。
グーッと目を凝らすと白い着物で
  髪のながーい女が
こちらを じいーっと見つめています。
ひっ

おもわずふとんで顔を覆います。 しばらくしてから そうっと覗いてみると
誰もいない・・・・ えっ   
隣のベットの同僚を伺うと  よーく寝ている様子・・・
気味が悪いと思いながらも、飲みすぎかと
そのまま眠りこんでしまいます・・・・・・
 
そしてその朝。   
変な夢を見たなあ と思いながらも顔を洗い  皆で食事に。
ご飯を食べながら・・・「変な夢見て気味悪かったわー」と昨夜の出来事を皆に話します。

   すると同室の同僚が青ざめた様子でこんな話を・・・・・
実は自分も昨日はすぐに寝付いたと。
夜も更けて、それは夜中の三時頃か・・・・
横向きになり  寝ていると、
とんとん、とんとん・・・・・・肩をたたかれて目をさまします。
ゆーっくり ゆーっくり 振り返ると        白い着物で髪のながーい女が
   じいーっ とこちらを見つめています。
    ひぃっ  そのまま金縛りの様になり  まんじりともせず夜が明けます。

「きゃ~っ!」

ただ、このお話には補足が有りまして、隣の部屋の同僚も不思議な体験をしています。
ちょうど隣の部屋に女性が現れた頃、
自室のドアがノックされるので見に行くと なぜか誰もいなかった・・・・
私が思いますに酔った女性客が 自分の部屋に帰れなくなり
ドアをノックしながら徘徊しているうち、 たまたま開いたドアが有り
入ってきはったん違うかなーと思うんですが・・・・・・
真実はいかに・・・・信じる信じないはあなた次第です。なーんて、
変な心霊番組みたいになってしまいましてスイマセン。
この業界長くやっていますといろいろ不思議な話を聞くんです。

第2話は次の機会に・・・・・・

一級建築士 森本でしたー